鈴音今昔物語
1981年、横濱元町に『仏蘭西料亭霧笛楼』を開店。
店名は、作家大仏次郎の小説「霧笛」に由来。明治の開港時代、中華街より元町に通じる前田橋から眺めた百段坂周辺が、小説「霧笛」の舞台となりました。
この急勾配の階段坂は関東大震災で倒壊してしまいましたが、現在この左手に「仏蘭西料亭霧笛楼」があります。
フランス山から外人墓地を下り、代官坂近くの元町通りから1本入った仲通りに、静かにたたずむ洋館。東洋と西洋の風が吹き抜けた港町横浜の風土を存分に享受し創り上げられる霧笛楼の味わいは、そのすべてがレストラン・パティスリーに活かされ、訪れる人々に親しまれています。